「トマトが赤くなると医者が青くなる」とはヨーロッパのことわざ。つまり、トマトが真っ赤に熟す頃になると病気になる人が減って、仕事が減った医者が青ざめてしまうという意味。それほどトマトは健康的な食生活を支える食材として、親しまれてきました。
トマトが真っ赤に色づくのには理由があります。それは、動物に見つけてもらい、食べてもらうため。えっ、食べられていいの?いいんです。実の中にある種を動物に運んでもらうことによって、別の場所でも子孫を残そうとしているのだとか。命を次の世代へつなごうと必死なんですね。
トマトの原産地は南米・アンデス高原。この地域は雨が少なく、トマトはそもそも水の少ない環境でも育つことができる植物です。日本でも、あえて水やりを減らすことでトマトの糖度を上げる農法が知られています。ただし難易度は高めなので、家庭菜園などではご注意を。

